ミセス・ディの健康相談所(第2回目)
お客様の中でもよく聞く症状で多いのが関節炎ですね。
老化に伴い関節を保護する為の軟骨が剥離したり退化する事で
骨に変形が起こり痛みや可動域制限が起こったものです。
多くの国を調査したところ、土壌中にミネラルの一種である
(ボロン)が少ない地域ほど骨関節炎の患者が多いと指摘されています。
余り馴染みの無い微量元素のボロンは血液中のステロイドホルモンや
エストロゲンの量を増加させる働きもあり、適量のボロン無しでは
身体のカルシウムを保有する事が出来ない大変重要な物質なのです。
特に閉経期後の女性の骨を強くする為にも必須のミネラルです。
高カルシウム食品である乳製品を沢山摂っているにもかかわらずアメリカ人
に関節炎が多いのも、そのボロンを他の国の人と比較して半分しか摂取して
無いからだとも言われています。
このボロンの多い食物として、豆類で特にダイズ、ナッツ類やリンゴ、ナシ、
プドウ等の果物があります。
サプリメントとして摂取するより、食べ物で摂る事をお勧めします。
ところでナス科(ジナガイモ、トマト、ナス)の食物は関節炎の症状
を悪化すると言われています。